灼けた素肌を撫でる白い手
音を嫌った僕を察してアイコンタクトとキス
「モノクロの無声映画みたいに色鮮やかな表情」
音のない小さな部屋は君の愛情で満ちている
ただれた両の翼 一心に温めてくれたね
今にも泣き出しそうな細い手で
布団をかぶれば昔にタイムスリップ
真っ暗闇はなにもかもが自由
好きに創造できるんだ
オモイ身体も宙を泳ぐ視線も
ひとまず夢にあずけよう
「おやすみ」
時間軸も理想も現実もごちゃ混ぜにして
想いのままに描くよ
無心で描いた願いは
思いの外シンプルだった
・・・眠りに着く前のまどろみ・・・
きっと無意識に何度も描いていた
どこか懐かしくて温かい
音のない小さな部屋は君の愛情で満ちている
ずっと一人じゃなかったいつも見守っていてくれた
いつまでも消えない想い
ノイズ雑りの小さな部屋は君の愛情で満ちている
クリーナーのように雑念をスーッと吸い取ってくれる
いつも見守ってくれていたんだね