こうすけの呟き

想いは言葉に。

その深淵に

詩・曲/イトウコウスケ。

 

ボクらは求める 
呼吸を乱しながら

 

「ひとつになりたい」
「ひとつにはなれない」
「わたしはわたしで在りたい」

そんな矛盾を胸に秘め 

誰かと寄り添うことは
難しいことだったかなあ
寂しさを味わう度    
つらい思いを重ねる度に 

それぞれ叶えたい想いが
ずっとありすぎて
投げてはぶつかり
ため込んで弾けたり

それでも たったひとりで
口をギュっと結ぶように
本音を伏せたままで
生きて終わらないで

拭えたはずの涙を
かばえたはずのその孤独を
目の前にあるうちに
惜しみなく さらってよ

凍てつく日々は 
呼吸すらできないほど


どうやってあなたに
笑顔を届けようか

 

誰もがひとり
抱えるしかないのか
誰もが届かない 
その心のひずみに

どうしようもなく溢れる日は 

声を上げて泣こう
寄り添って 報われるように 
そばに、そばに・・・


どうかもう一度 
君と夢見れたなら
どんな「慣れごと」にも 
愛を読めるけれど

 

どんな景色も誰の存在も 
遠い 遠すぎる
そんな日は どうか 

どうか この歌よ 届け

 

 

https://m.youtube.com/watch?v=jY83ZtUXp1U&t=6s

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