こうすけの呟き

想いは言葉に。

平穏の足音

息を吸って吐いて

脱力して立つ 座る

 

どこを見るともなく

考えるでもなく

たたずむ

 

まだ起きてよっかなあとか

眠いなあ

くらいはよぎらせる

 

衝動や願いを突き通すことに

躍起になっていた時代を

 

少し、想う

 

 

逆らいがたく訪れる

平穏の足音を

ぼんやり聴いている

 

喉から手が出るほど

欲しかった求めていた

あの頃を

 

呼び覚ましながら

 

 

 

グラデーション/イトウコウスケ。

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