おもむろに目をやれば
そこには
増えていく想い出
明日に架ける虹
後戻りしたそうに
振り返ると
瞬間に切り替わりながら
余韻を積もらせて
光の中にボクを急かす
まだ ここにいたい
そんな粒の集まりが
明日へ 昨日を届けていく
破片だらけの無数の日々が
わずか 繋がっていくような
裏腹でも 進んでいく
悲鳴に 時折
歓喜を 嗅ぐ
疑う余地もなく
確固たる存在で
居座るのは
なにも
君だけじゃないんだ
【いきなり演ってみよう】余韻/イトウコウスケ。