2018-03-31 昼下がりの憂鬱 詩 願い 家の中に佇んで 茫然 外へ繰り出して 空白 今 欲しいものが もう どこにもないなら 一体 どこへ向かえばいい 考える余地がないくらい やがて 新しい色で塗り替えられるまで 扉を 叩いてまわる ねえ 教えて ささやかな人生の願いは ひとつでも叶ったの すり替えずに 遠く 眺めるように押し込んだ あの日からの願い さあ 今日はどこへ行こう いつか この夢に終わりを告げる音を 待ち続けながら 忘れるように 微笑みながら