こうすけの呟き

想いは言葉に。

2024-01-01から1年間の記事一覧

あなたの熱で解けるわたし

射抜かれたとき 言葉はない 念願が叶えられていくとき 呆気にとられたように たたずむだけ 謝りたいと感じる と書いて感謝 良い子になろう 正しくあろう との意識もなく ただただ嗚咽するほどに ごめんなさいを連呼する ごめんなさい ごめんなさい ごめんな…

ならず者が報われる道

正しい道を行くため ねじ伏せられた 閉じ込められた 哀れな残骸は どこへ 塵になっても 目には見えなくても 消えることのない魂のやり場は どこへ それはたとえば、 歌だろう 楽曲にすべてを込めて 演奏で廻す こんな詩かもしれない 言葉に宿った想いは 音も…

戒律の誓い

簡単に考えてた いい加減に考えてた そのうち なんとかなると思ってた 逃げながら生きる自分を許してた なんとかならなくてもいいやと 思ってた 自分だけの問題じゃなかった 脈々と続いてきた流れがあった 誰かが決死で断ち切らないと変わることはなく より …

漂う白

もうやだよ 上手に築けないなら 意味がない このまま向かう明日は 汚れたページのままで 漂う白を掴めない いっそめくられた葉々を 引きちぎって 捨てちまうがいい 同じ場所でつまずいたまま 傷つけ傷つき 悲しみを連ねるだけならば

隣にいられなくても

内に向かって 尖らせた 外に向かえない時間 内なる声を聴いた 目を背けたくなる記憶に分け入って 身近なあの人の 自分の 中に光を探した あるのは知っていた それが出せなくなってるだけだってこと解っていた 隣に居られなくても 想えば 願えば 祈れば 届く…

なけなしの一雫

いつまでも寝ていたい これからいいことがなくてもいいから もう傷つきたくない これ以上こわい思いはしたくない 涙は涸れることを知らずに 恐怖は離れることはないと それでも 憧れや理想が頭をよぎる 向こう側の景色を感じてみたくて 茫然と 空を見やる だ…

あなたはあなたを、わたしはわたしを。

あんたもわたしも紙一重 比べて落ち込むほど 違いやしない そしてきっと それぞれの目的や設定は違う だから、 比べて得意になるのも 検討外れ あなたはあなたを わたしはわたしを 乗りこなすだけ イトウコウスケ。(オリジナル)限定公開https://youtu.be/yPc…

その熱を

こんなにも空虚なままで いつまで どこまで 下から上を茫然と見上げ 微かな残響を鳴らせど もとの木阿弥 顔で笑い やわらかな言葉を 呟いてみる 目の前の誰かはのっぺらぼう 昔の偉人の情熱を頼りに 人波に飛び込んで 冷えた体で泳ぐには遠い せめて 無様で…