こうすけの呟き

想いは言葉に。

loop&loop

遠回りでも行きたい

捕らわれていたい

 

狭い世界?

構わない

 

少しずつ様を変える

街並を君を

 

いつもと変わらない

空気感を

 

目を開いては閉じて

どこを見るのも見ないとも

 

余韻に浸り

行く先々で

帰る日を夢見る

 

味わうように佇んでる

 

今も目の前に居るように

繰り返し

 

繰り返し

春先の戯れ

体に優しいいい陽気

こんな昼間に散歩

 

ゆったりゆっくり

若葉と共に散歩

 

おにぎりに水筒に 

君に僕に

 

それだけでいい

 

レジャーシートにフリスビー

 

そうだ

ギターも持っていくよ

 

鼻歌交じりの歌でも歌おうか

 

人もまばらな裏手の公園で

 

ゆっくり、ゆっくり

歩いていこう

 

小銭で買える幸せを

 

君といる仕合せを

 

こっちへおいでよ

陽射しの恵みを分け合おう

 

いつかのあの日みたいに

なんてことはない奇跡を

 

ほろ苦くさわやかな風を

 

共にかみしめよう

白昼夢

猫の額程の

乾いた緑を探して

憩う昼下がり

 

木々も人も

ざわめきながら

どこか 行くあてを探している

 

日陰に佇み陽射しを浴びて

日向を選び木陰を眺めて

 

こうしてる間にも行き過ぎる時

こぼれる愛しき人

 

命の限り

 

逢いに行くよ

 

忘れるように

永久に刻まれるように

7時のバスの中で

宿命を呪うでもなく

愚かさを嘆くでもなく

 

迷って積み重ねた末に

拓け 道を

 

人生100年時代

まだまだこれからだろう?

 

静寂に 空白に

自らに問いかける

 

「本当は何が欲しい?」

 

今日も西へ東へ

 

今をありがたく味わいきれること

目指して

そばに

叶わぬ願いを諦め

次の扉を開けて

 

そんなことを

何度繰り返したら

 

辿り着けるのだろう

 

時や命の儚さを抱きしめて

 

私を今

愛して

 

そばにいるだけでいい

隣で寝息を立てるだけでいい

 

この世の思い出は

あなたとの安らぐ場所があればいい

 

どうかお願い

 

そばにいさせて

いつだって

季節の変わり目

 

昨日あって

今日ないって

言われたって

 

まだまだ

覚えてるんだもの

 

新緑が鮮やかな時代を示しても

桜吹雪や

やせ細った幹のいびつな茶色を

忘れたりしない

 

四季は移ったって

変わらないもの

 

ひとつひとつ増えるだけ

ひとつひとつしまっていくだけ

 

見せ方やあり方が違うだけ

 

変わっちゃいない

置き去りじゃない

 

刻まれる皺

映し出すスクリーン

味わう舌

色づく音

瞬時に染める匂

 

変わるけど

変わっちゃいない

 

いなくても

いるんだよ

 

いつだって

 

いつだって

again,

後ろ髪を引かれながら

遠ざかる

 

行きつ戻りつ

離れていく

 

空いた隣は

この胸にも穴を開けた

 

気づけば慣れていた

日常になっていた

 

おかまいなしに進む列車

逆らうように軌跡を眺める

 

西日があまりに綺麗で

やがて隠れるあなたを重ねて

 

わたしはまた道に迷う

 

あなたと歩いた世界に

わたしはまた迷い込む

 

面影に包まれて  

愛の素晴らしさと残酷さに

打ちのめされる

 

あなたのいない世界

 

なのに

 

あなたがいる世界

 

 

朝日を目指して

ふたり歩いてた

あの時みたいに

 

歩いていこう

 

時がふたりを分かつまで

 

まわりまわって

 

巡るまで