こうすけの呟き

想いは言葉に。

通り雨

詩・曲:イトウコウスケ。 絡みつく糸 トゲトゲで 動くと刺さり したたる血 地球の軸は 傾いてて 真っ直ぐ正すは 野暮だ 眠れず寝返り打つばかり 窓の外は雨降り 夜が猛スピードで 生身の肌を置き去りにしていく こころはいつまでもあの日に 刺さったトゲを…

その黒は うるしを塗ったようにつややくために 夜を貪った 何億光年 はるか 祈りは 忘れた頃に しかし 亀のあゆみのように確実に 刻まれる