こうすけの呟き

想いは言葉に。

その熱を

こんなにも空虚なままで

いつまで 

どこまで

 

下から上を茫然と見上げ

微かな残響を鳴らせど

もとの木阿弥

 

顔で笑い

やわらかな言葉を

呟いてみる

 

目の前の誰かはのっぺらぼう

昔の偉人の情熱を頼りに

人波に飛び込んで

 

冷えた体で泳ぐには遠い

 

せめて 無様でも求めよう

 

与えておくれ

 

積年の孤独にその一雫

 

生きるに足りるほどに

その熱を

 

イトウコウスケ。/夕焼け色のほっぺた

https://youtu.be/tIsEaYYH2vM?si=7EZNE7aUGVWXdsTb