こうすけの呟き

想いは言葉に。

その熱を

こんなにも空虚なままで

いつまで 

どこまで

 

下から上を茫然と見上げ

微かな残響を鳴らせど

もとの木阿弥

 

顔で笑い

やわらかな言葉を

呟いてみる

 

目の前の誰かはのっぺらぼう

昔の偉人の情熱を頼りに

人波に飛び込んで

 

冷えた体で泳ぐには遠い

 

せめて 無様でも求めよう

 

与えておくれ

 

積年の孤独にその一雫

 

生きるに足りるほどに

その熱を

 

イトウコウスケ。/夕焼け色のほっぺた

https://youtu.be/tIsEaYYH2vM?si=7EZNE7aUGVWXdsTb

創作

測り知れない

悠久の時の中

 

測り知れない 

彼らの歴史の中

 

分かり合うことはない 

生き様の中

 

憧れを伏せた 

暮らしの中

 

ボクは 言葉を紡いだんだ

好きな 音を選んだんだ

 

キミと 糸を編んだんだ

 

 

イトウコウスケ。/LIVE切り抜き

https://youtu.be/8r3krxYMYNU?si=nEkJNmxrgwXNQIT4

巡り

春はどこか幻想的で、
昔も未来も今も、
全てがここに同時にあることを思わせる。

 

桜の花は華々しく咲き誇り、
鮮やかに散り、
潔く緑に明け渡し、

 

そしてまた巡り、

 

咲くときに、咲く。


境目は、あるようでない。

 

すべてを内包しながら、
様変わりして、
調和を添えてる。


あっち側とこっち側が
あるわけじゃないんだろう。

 

地球が丸い意味も、
諍いが無用なことを諭しているんだろう。


それでも、貴方の声が聴きたい。

 

あの姿で、あの微笑みで、

また逢えることを、


どこかでずっと、願ってる。

https://stand.fm/episodes/64319a01885f4f8eda534abf

ただいま

考えていた。

のか、

感じていた、のか。

 

感覚を研ぎ澄ませ、心を静かにする。

美しい波動を受けていることに神経を集中させる。

 

加速していた時の流れを緩めるかのように、

もっと味わいながら今に在れるように

世界に触れていく。

 

きっと長年、いや、

産まれてくる前から求めていたに違いない存在を、

この目で捉えてしまったとき、

我が魂に選択の余地はあるというだろうか。

 

その時、

言葉は影を潜める。

 

ただ、

ただ、

 

その懐かしくいとおしい存在に

この身は奪われ、

すべては報われる。

運命の人

それは

無数につながる

縁の糸

 

袖触れ合うも

一目すれ違うも

長く扉をたたくも

 

アレもコレもを遂げるには

あまりに短い人の一生

 

手を伸ばし抱き寄せるも

胸の内にそっと祈るも

付かず離れず接するも

 

運命よ

 

そして

運命の人よ

 

私はあなたに

この身を捧げよう

 

計り知れない

悠久の時の中で

 

銀河と同じ

渦を巻きながら

 

線香花火

甘い痺れがやってきて

体の自由を奪うから

感覚だけ踊らせて

抗うことをやめてみた

 

びりっビリビリびり!

 

気のせいだって

 

すべては気のせいだって

肩を叩いて 

伝えに来てくれたみたいだ

 

ひとときの価値観や

正義やトレンドは

きらびやかな飛沫(しぶき)を上げるけれど

 

誰かが泣くのなら

それは違うのよ

 

すべてはひとつだってことに

自分なんて気のせいだってことに

気づきながらあそぼう

 

線香花火のような

存在感を持ち寄って