こうすけの呟き

想いは言葉に。

あなたの熱で解けるわたし

射抜かれたとき 言葉はない 念願が叶えられていくとき 呆気にとられたように たたずむだけ 謝りたいと感じる と書いて感謝 良い子になろう 正しくあろう との意識もなく ただただ嗚咽するほどに ごめんなさいを連呼する ごめんなさい ごめんなさい ごめんな…

なけなしの一雫

いつまでも寝ていたい これからいいことがなくてもいいから もう傷つきたくない これ以上こわい思いはしたくない 涙は涸れることを知らずに 恐怖は離れることはないと それでも 憧れや理想が頭をよぎる 向こう側の景色を感じてみたくて 茫然と 空を見やる だ…

その熱を

こんなにも空虚なままで いつまで どこまで 下から上を茫然と見上げ 微かな残響を鳴らせど もとの木阿弥 顔で笑い やわらかな言葉を 呟いてみる 目の前の誰かはのっぺらぼう 昔の偉人の情熱を頼りに 人波に飛び込んで 冷えた体で泳ぐには遠い せめて 無様で…

目指す場所

夢見てるだけの夢想家でもない 現実だけにうなずけるほど 物分かりがいいわけでもない 君ばかりが悪いわけじゃない 僕にしたってそうよ どっちつかずになりたいんじゃない どっちにも寄りながら 喜びたいだけさ 喜んでほしいだけさ 限りなく近い場所で【Inst…

PINK★HEART

計算して作られた素晴らしさに 目を奪われて 勝ち負けの行く末に 目を細めた 演じて着飾ったあなたも 昔から変わりのないあなたも わたしは根こそぎいとおしい 本当にほしいものが 手に入りますように 目指す道の途中に 闘いの最中に 舞台の幕間に 欲しいも…

Dear adult-children

恐れが遠ざける 理想から 意地悪に こわくて こわくて 試して 全力で 叩いて 壊して 絆など 絶対など 永遠など ないことを 証明する 悪く見せて 嫌われることして それでも 変わらず ここに居てくれるの…? いつかもし 去るのなら 冷たい視線に さらされるの…

サナカとカナタ

思い出していく感覚 新しく知ったんじゃない 遠い昔から、 ボクで在る、 はるか遥か前から 継いで 繋いできた 記憶、決意 はぐれそうになった時間に 紛れただけ たまに埋もれて、 守ってただけ すべてはこれでよかったなんて悟るには 広大すぎる 時のサナカ …

悠久の黄昏

空白なんて 傷なんて ないってことを 打算にも飽きた頃 ボクは理解する 世界は果てなく 小さくて 嘲笑うかのように すり抜けるから せめて もう一度 微笑んでくれないか なけなしの一粒を こぼさず掬うには それが必要なんだ 抜け殻になるのは簡単さ 闇雲に…

体温

つかみそこねた雲が 動脈を吹きぬける 憧れは なんだか ないものねだりに似てる あったはずなのに 今はないような感触に 歩きまわるような 視線を落とすような きらりとはにかむような 数粒の宝物を つまみたいのに つまめないような 小説や映画や絵や踊りな…

WHY

なぜ生きるのか 何のために生きるのか 私を使って何ができるのか 私が果たすべき役割は何なのか 私の魂は何を望んでいるのか 終わりが来るのに 迷ったり争ったりしてるのはもったいない 愛を情をかけて生きていたい 求めるばかりではつながらない 立場をわき…

自ずと

北で過ごしても 南を忘れない 逆もまた然りで 北に寄るから 南を裏切るわけじゃない 広くたゆたう中に 細く透き通った芯を貫くような甘さで 何かの味方だけど 何かの敵ではないというようなスタンスで べき論や難しい御託を並べずとも 我が身の至福をたどれ…

せめて歌で

こんな陽射しが強い日は 君を思い出す 宿命を受け入れる? 自分を受け入れる? 希望を持ちましょう? 明るく笑顔でね? 何事にも感謝しなよ? 言ってくれるよな。 無責任なキレイゴトより、 キレイゴトにたどり着くまでの 苦悩を、過程を共にしよう。 それが…

逢いたいさ、縁だタイミングだなんだと言われようが

笑い草 笑いどころ 感じ入るポイント 涙の流しどころ 大事にしたいこと 大事にしたい 大事にできないでいること ボクらは 似ていた 手順や表現が 下手だった それに、 募らせた想いが 強すぎて 受けとめ合えなかった 愛しきれなかった そんな敗北感も ボクら…

なぜ歌う?

3日前の夕飯と 3才頃の一場面で 3才のそれのほうが 鮮明に覚えていたりする 遥か昔だから薄いわけじゃ ないんだよなあ 望んでか望まずしてか 訪れてきた痛みや悲しみみたいなものは その人を強くしたり これまで以上に誰かに優しくできる糧と なったらいいな…

どんな形なら

楽譜が読めない 理論も知らない たまらず湧き上がるから 描けてきた歌 届けようと意識した時 もっと上手になりたいと 願うようになった どんな音なら どんな歌い方なら どんな言葉なら・・・ 「技術を越えて響かせる何か」 に加えて、 「上手さ」も欲しいと …

その深淵に

詩・曲/イトウコウスケ。 ボクらは求める 呼吸を乱しながら 「ひとつになりたい」「ひとつにはなれない」「わたしはわたしで在りたい」 そんな矛盾を胸に秘め 誰かと寄り添うことは難しいことだったかなあ寂しさを味わう度 つらい思いを重ねる度に それぞれ…

受け継がれるもの

無になれ 夢と時間を大切にしろ 想いは紙に書け 環境に負けるな 礼は態度で示せ お父さん、 無になれず 夢も時間も大切にしきれず 想いはためてばかりで 環境に負けて 礼より不満が前に出ていた オレだったけど、 裏返しみたいな生き方はやめようと 思って最…

広い宇宙の中、この地球の上、聴こえる音。

歓喜の声が聴きたい なげやりの上、にじゃなくて 大きな音じゃなくていい えへへ、くらいの呟きでも そんな情景の中に 恐れないで 安心して 自分を 入れて ハードな情報を遮断して 川沿いでも散歩しよう 疲れたらベンチに座ろう パーカーにサンダルの缶コー…

あなたの音

極まったその瞬間に 言葉はないかもしれない ふと思い返すいつかの場面に 何度でも再会を与えられているのかもしれない さりげなく満たされている日常に 感謝が薄いのかもしれない 大切であろう何かと断絶された時 その喪失が自ら招いたものだと知った時 生…

どうにもならないとは思わない気持ちで、せめて放つ。

『どうにもならないようなこと』を、 『どうにかしたくてたまらない』から、 なけなしでも、せめて放つ。 『どうにもならないかもしれない』けど、 『どうにもならないとは思わない』気持ちで、 あなたに向かい続けるから。 「どうにもならなかった」、 「ど…

だから、

今、消えてしまって手元にないから 跡形もないのかと問われたら 「そんなことはない」 土地に根付く歴史 魂に沁みる記憶 姿形を変えて あの手この手で 「そこにある」 とか能書き垂れたって 見知ってるあの姿に触れたいんだよ あの微笑みで あの嘆きで 慰め…

まっしろに微笑んで

何を望むか なのかもだけど、 どうにもならない とは思いたくない たとえ、 望み通りの形ではなくても、 違う姿でも、 実在の中で感じたい。 壊れた細胞の修復 やつれた心のケア 絶対、がないのなら どんな状況でも 可能性を否定しない 上手な手の繋ぎ方が …

あなたを見せてよ。

ひとりもいい ふたりもいい 多人数もいい でも、 あなたを待つ人がどこかにいるなら ひとりはもったいない だから、 顔を出してよ あなたを、見せてよ。 自作のうた、歌ってます。 https://m.youtube.com/watch?v=HDVflYCsf68 ©2019 イトウコウスケ。All rig…

だから、今、私は私に。

出逢ってくれてありがとう。 別れてくれてありがとう。 だから、今、 私は私に。 自作のうた、歌ってます。 https://m.youtube.com/watch?v=VEWnDD9Ejnc ©2019 イトウコウスケ。All rights reserved.

誰しもが誰かにとっての、そんな存在に

気づくこと その気づきを実践できること 己の感度を信じられるのなら 「良からぬ流れ」の中で育った 「賢くはないかもしれない」者が 良き流れ、在り方に 「気づく」には 「傷つく」が必要でしょうか 痛い目をみないと 連綿と繋がれてきた「良からぬ流れ」を…

自分で、自分を、自分する。

『最近明らかになってきたんですが、』 と、今までの定説が覆される連続。 絶えず進化してるとも言えるが なんだかおぼろげ。 だって、いつまでたっても 最近明らかになっちゃうくらい 解らないんでしょ? 説は説の域を出ず、 真理ではない。 誰が勝ったとか…

言葉にエネルギーを込める。 音に想いを乗せる。 同じ言葉と音なのに、 込め方、乗せ方でモノが変わる。 音程の精度、 音の強弱、 では測れない何かが、 人の胸を打ったりする。 優劣、甲乙つけがたし。 自分が変わると歌が変わる。 まるで鏡。 反射して照ら…

もう、心配しなくていい。

人に過去に 求めてばかりじゃ 怖いけど 少しの勇気で 静かに 心に 降りていければわかる 聴こえた音を 解き放って 見えた景色を 喜びのイメージで 塗り重ねて そこで笑う あなたとわたし これからはずっともう そんなふうに在れるから 心配しないで もう 心…

予感が、確信に変わるまで。

脳裏に浮かぶ鮮明な映像 イメージができるから 行ってみよう 地道にこつこつと重ねる日々 続けると決めたから 届くだろう 捨ててしまったものは戻らないとか 失くしてしまったものは帰ってくることがあるとか 先人の知恵に中指を立てて 私は、私の内なる声に…

存在の謳歌

春のうららかな陽射しと散歩 家族と幾人かの友達とライフワーク 他に何を求めるというのだろう 現実に与えられたアレコレを 噛みしめて感謝して 想像の翼で 酸いと甘いを駆け巡る 現状に満ち足りたまま ボクは更なるを求める 生きていることを 謳歌するため…