こうすけの呟き

想いは言葉に。

ならず者が報われる道

正しい道を行くため ねじ伏せられた 閉じ込められた 哀れな残骸は どこへ 塵になっても 目には見えなくても 消えることのない魂のやり場は どこへ それはたとえば、 歌だろう 楽曲にすべてを込めて 演奏で廻す こんな詩かもしれない 言葉に宿った想いは 音も…

漂う白

もうやだよ 上手に築けないなら 意味がない このまま向かう明日は 汚れたページのままで 漂う白を掴めない いっそめくられた葉々を 引きちぎって 捨てちまうがいい 同じ場所でつまずいたまま 傷つけ傷つき 悲しみを連ねるだけならば

その熱を

こんなにも空虚なままで いつまで どこまで 下から上を茫然と見上げ 微かな残響を鳴らせど もとの木阿弥 顔で笑い やわらかな言葉を 呟いてみる 目の前の誰かはのっぺらぼう 昔の偉人の情熱を頼りに 人波に飛び込んで 冷えた体で泳ぐには遠い せめて 無様で…

たんたんと

オギャーと産まれ スーッと息を止めるまで たんたんと たまに アワアワ ときに ウキウキ しみじみと 産まれた奇跡から 帰っていく軌跡の間で

線香花火

甘い痺れがやってきて 体の自由を奪うから 感覚だけ踊らせて 抗うことをやめてみた びりっビリビリびり! 気のせいだって すべては気のせいだって 肩を叩いて 伝えに来てくれたみたいだ ひとときの価値観や 正義やトレンドは きらびやかな飛沫(しぶき)を上げ…

コロアイ

適切な応対が反応が 血に溶けて つながれて そうだったら、 遠回りな苦労や すり抜ける憧れに 胸を傷めずにすむのかな 見当外れの衝動が 軋みの数だけ 土壌を耕して いつかの誰かの クッションになるように 変わりゆく風向きを味方に わたしを忘れるまで あ…

Dear adult-children

恐れが遠ざける 理想から 意地悪に こわくて こわくて 試して 全力で 叩いて 壊して 絆など 絶対など 永遠など ないことを 証明する 悪く見せて 嫌われることして それでも 変わらず ここに居てくれるの…? いつかもし 去るのなら 冷たい視線に さらされるの…

サナカとカナタ

思い出していく感覚 新しく知ったんじゃない 遠い昔から、 ボクで在る、 はるか遥か前から 継いで 繋いできた 記憶、決意 はぐれそうになった時間に 紛れただけ たまに埋もれて、 守ってただけ すべてはこれでよかったなんて悟るには 広大すぎる 時のサナカ …

悠久の黄昏

空白なんて 傷なんて ないってことを 打算にも飽きた頃 ボクは理解する 世界は果てなく 小さくて 嘲笑うかのように すり抜けるから せめて もう一度 微笑んでくれないか なけなしの一粒を こぼさず掬うには それが必要なんだ 抜け殻になるのは簡単さ 闇雲に…

それでもなお、残るもの

それでもなお、残るもの 出せたはずの優しさを出し惜しんだこと 持ち味を発揮しないで投げ出したこと 寂しさの裏返しで愛を試すように求め続けたこと どこまでも渇きながら 湿り気を帯びた後悔の味 幼きに共に佇んだ友との束の間の逢瀬 その存在感と交わす言…

体温

つかみそこねた雲が 動脈を吹きぬける 憧れは なんだか ないものねだりに似てる あったはずなのに 今はないような感触に 歩きまわるような 視線を落とすような きらりとはにかむような 数粒の宝物を つまみたいのに つまめないような 小説や映画や絵や踊りな…

ここに。

一切は過ぎ去っていくけど 想い出は増えていく 出会いと別れは繰り返されど 起きたことがなかったことにはならない ひとつひとつ積まれていく 流れていく たまに溶けたりしながら 思い出せなくなったって あったんだよ ここに、あるんだよ。

巡り巡れば

日本は四季が特徴的だから 季節は巡るとか言えるから 救われる 黙っていても 自分以外の変化を 如実に感じる 巡り巡れば 遠い 遠い昔に 別れた人とも また 始めることができることも あるかもね 一度枯れた葉が 春に再び花をつけるように グラデーション/イ…

待たせたなアンド待ってるぜ

昨日まで全敗でも 今日勝つかもよ 昨日を負って 昨日から脱皮して 笑え、今日に 昨日を負った今日は 一昨日とは違う そうやって変えていける 笑えるぜ もう今日からは しかも、負ったやつならではの さらなる感動付きで 待たせたなアンド待ってるぜ いい季節…

自ずと

北で過ごしても 南を忘れない 逆もまた然りで 北に寄るから 南を裏切るわけじゃない 広くたゆたう中に 細く透き通った芯を貫くような甘さで 何かの味方だけど 何かの敵ではないというようなスタンスで べき論や難しい御託を並べずとも 我が身の至福をたどれ…

少しずつ、果たします。

悩むな、考えろ 昔、そう教えられた うん、考えてる 考えるな、感じろ 有名人が、そう告げていた うん、感じてる 考え、感じつつ、 己の直感で行く もったいなさそうに 少しずつ、 果たします 私を。 無重力空間/イトウコウスケ。 https://m.youtube.com/wat…

せめて歌で

こんな陽射しが強い日は 君を思い出す 宿命を受け入れる? 自分を受け入れる? 希望を持ちましょう? 明るく笑顔でね? 何事にも感謝しなよ? 言ってくれるよな。 無責任なキレイゴトより、 キレイゴトにたどり着くまでの 苦悩を、過程を共にしよう。 それが…

おわり。

物事の終わりを思って 儚んでしまうクセは 嫌いじゃないけど どこまでも切ないから 転換してみても いいと思ったりする 体感長くても 息を止めるように やり過ごすのはつまんない ずっとこんな時間が続けばいいなあって 夢見心地のまま居てもいいんだろうか…

その真意が

なんとかしてやろう、が 裏目に どーだっていい(無関心・なげやり)、が 功を奏すことも 出どころが愛なら どうか届けよ 屈折しても滞っても 速やかに その真意が 自作のうた、歌ってます。 https://m.youtube.com/watch?v=jY83ZtUXp1U&t=6s

ひとつぶ

1日の重み 1人の重み 質量として大きいのか どうかはともかく 決して小さくない 果てしない永遠のような 粒の集まりなんだろう

今日もどこかに

行くあてがないままでも からっぽのままでも どこかに誰かに何かに行けば 変化する可能性がある 気は向かずとも やり場がないのなら それも一興 風は今日も吹いている きっとどこかに運んでくれる 自作のうた、歌ってます。 https://m.youtube.com/watch?v=x…

よそ者感

おそらく幼ながらに感じてきた それを 拭えたらな あなたのその寂しさを 少しでも 拭えたらな そこに自然に 引け目なく 居てもいいと感じられる そんな空間を 創れたらな 自作のうた、歌ってます。 https://m.youtube.com/watch?v=dEmofntZTmc

そのモヤを

身から出たサビみたいな つらい思いなら なくていいだろう 夜明け前が 一番暗いという もしそんなつらさを 持ち合わせてしまったとしたなら それは誰かの憩いの場所に 晴天が身を焼くこともある 雨が身に染みることもある 雲り空にも似たその憂鬱を 誰かが羽…

言葉へ

無心の時 言葉はない あるのは感覚 五感で六感で感じている 言葉で どこまで表せるだろう 後追いで どこまで届くだろう 追いかけていく 君を見つけるように 追いかけていく 自作のうた、歌ってます。 https://m.youtube.com/watch?v=dEmofntZTmc

命の運び先なんざ

命の運び先なんざ いくらでもある それが運命 先祖代々脈々と 良いも悪いも受け継がれ 身に宿された命 それが宿命 何のために生きていこうかなんて 個人としてアテがないなら 存在が果たすべき大目的を思って殉じるか 人口増加で食糧危機で 子孫繁栄は怪しく…

染みていく色

繰り返し フラッシュバック 忘れる暇もないほど 遠ざかるほど 色濃くなる 何度でも 歌ってる 続きを描くように これはこれで ひとつのリアル いくつもを同時に育みながら、 ひた走る 流れいくものと 留まるものと 新しくくるものが 錯綜して変化していく も…

受け継がれるもの

無になれ 夢と時間を大切にしろ 想いは紙に書け 環境に負けるな 礼は態度で示せ お父さん、 無になれず 夢も時間も大切にしきれず 想いはためてばかりで 環境に負けて 礼より不満が前に出ていた オレだったけど、 裏返しみたいな生き方はやめようと 思って最…

夢の地図

状況が整うなんてことは まあないし 不本意のまま行くのみ 諦めることで 進めることもある やり口は千差万別 泣きながら笑いながら 行こうか ひとりもいいだろう ふたりもいいだろう 夢の地図を 心に浮かばせながら たどっている今を 踏みしめながら 自作の…

広い宇宙の中、この地球の上、聴こえる音。

歓喜の声が聴きたい なげやりの上、にじゃなくて 大きな音じゃなくていい えへへ、くらいの呟きでも そんな情景の中に 恐れないで 安心して 自分を 入れて ハードな情報を遮断して 川沿いでも散歩しよう 疲れたらベンチに座ろう パーカーにサンダルの缶コー…

あなたの音

極まったその瞬間に 言葉はないかもしれない ふと思い返すいつかの場面に 何度でも再会を与えられているのかもしれない さりげなく満たされている日常に 感謝が薄いのかもしれない 大切であろう何かと断絶された時 その喪失が自ら招いたものだと知った時 生…