こうすけの呟き

想いは言葉に。

今は、もう

今は昔 愛しき人の形を 映しておくれ 目の前に ぬくもりを込めて 安らぐあの香りを 我が躰に最大限の優しさを 宿わせておくれ 目の前のあなたに ぬくもりを込めるため 足りないなにか 持て余すなにか この身で あてがわせておくれ

伝う、雫(もうひとつの破片)

遠くの空を連れてきた 君を知ろうとしていた できるだけ 先を決めずに 感情を飛ばし 手をかける 破れた肌を伝う雫 必要ない もう 必要ない 言葉で 心で その胸で その想いで 私を奪ってくれ 待ってたよ もういいだろう?

産まれてきた喜びに打ち震えて、啼け(破片)

星の隙間にキスをして 紡ぐようにたぐり寄せる それでも すり抜ける 音もなく たたずんで 乾いた肌を伝う雫 必要ない もう 必要ない 言葉で 心で この腕で この想いで 貴方を奪いに行く 大丈夫さ 大丈夫さ

日常

常ならざることに 気づいた時 今日が くるおしいまでに いとおしいことを いとおしむべきもの だということを 知る 終わらない夢に 別れを告げる 時が来る 道半ばの今と 和解する 声がする

記憶_141126

ふと立ち戻る時あの熱が私を包む 透き通る身体錯綜する感情 すべてが夢のような確かな現実 どこまでも鈍く 鋭敏に記憶は重なり、拡がり、 内側をノックする 今日はどの扉を 開けてみよう

瞬きのうちに

天気が良くなって誰かの孵化する音を聴いてたら君を護り抜けばよかったと声がした 同じ涙を流したふたりが離れた訳はなぜ 奇跡はありふれて あるあの形は どこにも ない 後悔を翼に変え 羽ばたいていく運命はひとりじゃない そうぼやきながらまだ僕は夢の中

好き_130906

好き 好き、ってことさえ頭で考えた好き、を増やしたくて好き、が見えなくて 何十面相か分からないこの仮面はいつしか心を餌に輝いた 時を重ねて積もった思い出がわたしを揺さぶる 言葉を捨てて 背伸びしないで 演じずに あなたを見つめられるだろうか そん…

夕焼け色の空

息も凍るほどの静けさに 陽気さを散りばめる 味気がないガムを 素早く取り替えるように 信じるとか 利があるか とかより 子供じみた無邪気さで また逢おう どこまでも灰色の空を 夕焼け色に染めよう ただ あの頃のように 待ち遠しく 明日を あなたを 求める…

出逢えるまで

限りがあること 居なくなること それに 脅えて 立ちつくすこと 話してみたり 黙ってみたり 歩いてみたり 歌ってみたりすること 大事な勘所に 分け合える誰かを 祈りにも似た 諦めと期待を 真っ暗闇の空の向こう じゃなく 囁き声が聴こえる距離に 静かすぎる…

loop&loop

遠回りでも行きたい 捕らわれていたい 狭い世界? 構わない 少しずつ様を変える 街並を君を いつもと変わらない 空気感を 目を開いては閉じて どこを見るのも見ないとも 余韻に浸り 行く先々で 帰る日を夢見る 味わうように佇んでる 今も目の前に居るように …

春先の戯れ

体に優しいいい陽気 こんな昼間に散歩 ゆったりゆっくり 若葉と共に散歩 おにぎりに水筒に 君に僕に それだけでいい レジャーシートにフリスビー そうだ ギターも持っていくよ 鼻歌交じりの歌でも歌おうか 人もまばらな裏手の公園で ゆっくり、ゆっくり 歩い…

白昼夢

猫の額程の 乾いた緑を探して 憩う昼下がり 木々も人も ざわめきながら どこか 行くあてを探している 日陰に佇み陽射しを浴びて 日向を選び木陰を眺めて こうしてる間にも行き過ぎる時 こぼれる愛しき人 命の限り 逢いに行くよ 忘れるように 永久に刻まれる…

7時のバスの中で

宿命を呪うでもなく 愚かさを嘆くでもなく 迷って積み重ねた末に 拓け 道を 人生100年時代 まだまだこれからだろう? 静寂に 空白に 自らに問いかける 「本当は何が欲しい?」 今日も西へ東へ 今をありがたく味わいきれること 目指して

そばに

叶わぬ願いを諦め 次の扉を開けて そんなことを 何度繰り返したら 辿り着けるのだろう 時や命の儚さを抱きしめて 私を今 愛して そばにいるだけでいい 隣で寝息を立てるだけでいい この世の思い出は あなたとの安らぐ場所があればいい どうかお願い そばにい…

いつだって

季節の変わり目 昨日あって 今日ないって 言われたって まだまだ 覚えてるんだもの 新緑が鮮やかな時代を示しても 桜吹雪や やせ細った幹のいびつな茶色を 忘れたりしない 四季は移ったって 変わらないもの ひとつひとつ増えるだけ ひとつひとつしまっていく…

again,

後ろ髪を引かれながら 遠ざかる 行きつ戻りつ 離れていく 空いた隣は この胸にも穴を開けた 気づけば慣れていた 日常になっていた おかまいなしに進む列車 逆らうように軌跡を眺める 西日があまりに綺麗で やがて隠れるあなたを重ねて わたしはまた道に迷う …

リアルパラレル

最近、よく夢を見る。 夢の中で、現実の身近な人たちが 泣き笑いしている。 その姿は、日頃は見せないんだけど、 実際はそう思ってんだろうなあって感じで、 なんだかものすごいリアルで。 現実と並行して、 まるでパラレルワールドにでも 生きているかのよ…

何度でも

会わないけど 逢えないけど 息づく存在 体はひとつ 時間にも限りがある ひとつしかないだろう真理を 昔からある答えを 形を変え 練り直す僕ら いつか記憶が薄れ 体がなくなっても どこかで 生きていてもいいでしょう? 拭えない寂しさに 持ちきれない歓喜に …

昼下がりの憂鬱

家の中に佇んで 茫然 外へ繰り出して 空白 今 欲しいものが もう どこにもないなら 一体 どこへ向かえばいい 考える余地がないくらい やがて 新しい色で塗り替えられるまで 扉を 叩いてまわる ねえ 教えて ささやかな人生の願いは ひとつでも叶ったの すり替…

今は、それを。

執着 諦め 軽い 重い 普通 普通じゃない 愛 愛じゃない 恋 依存 我慢は美徳? ころころ変わる風向き らしい らしくない 成功 失敗 「自分が上手に提供できる役割」 それに専念すれば 後から付いてくるなら それを それを 今は、それを。

泳げる現在

言葉に乗せて 沈黙で見せて 表情で表して 接点を探して 同じで違う 形をはめて 描かれる景色 『もしもこの世界に、 あなたとわたしふたりだけなら、 互いのすべてを分け合える?』 個体で泳ぐ 向こう岸に想いを馳せながら 泳げる現在に 感じ入りながら

帰り道

帰り道、 夜、プール帰り、 体を動かすことで、 邪気が水に溶けて、 次第に瞑想にも近い時間が流れるようになって、 バラバラで雑音にまみれた心身が削がれ、 統一されていくような感覚になって、 身体が少し軽くなる。 そして、 帰り道、 時間も気にせず、 …